きれいなものだけ見つめてます

留学生活とK-POPをはじめとした様々なものに手を出すヲタ活の日々を綴ります。推しはBTSのキューティーセクシー担当とSEVENTEENの天使です。

ソウルに行ってきました Day4/ザ・ラストキス観劇

 

 

 

 

もう半年以上経ってるぞ・・・もう秋だぞ・・・というツッコミはあろうかと思いますが、この記事の続きです

 

 

berryxx1029.hatenablog.com

 

 

(就職したら忙しすぎて続き書くヒマなかったんだよ・・・)

 

 

前日はMカに行ってドロドロに疲れ、死んだように寝てしまったわたしたち姉弟ですが、お昼の便で親友ちゃんが合流したので金浦空港でお出迎え。

 

 

Mカ観覧と並んで今回の旅のメインイベントだった「ザ・ラストキス」の観劇です。

 

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本当はスホルドルフが見たかったのですが、スホルドルフは渡韓の一週間ほど前に一足早く楽日を迎えてしまいました。つらい。

 

でも「エリザベート」や「モーツァルト!」、「若きウェルテルの悩み」、「フランケンシュタイン」などいろんな作品で見てからこっそり応援している*1チョン・ドンソクさんの公演回はまだあったので全然OK!!!!ってことでソウル行きを決めたのでした。

 

そして何より親友ちゃんにドンソクさんを一度観てほしかったんだよね・・・(ただの布教)

 

てか笑う男も見たかったよ!!!!ミョンプレン!!!つらい!!!

 

休みももらえないこんな会社早く退職してやるから!!

 

 

 

そんなことはさておき、その日の夜8時開演のドンソクルドルフの公演を観ようと思ってインターパークで予約しようと確認したところ、まだまだ席が空いていたのでとりあえず会場に行ってから当日券で観ることに。

 

 

当日券販売も開演1時間前と時間に余裕があったので、親友ちゃんがホテルでチェックインを済ませたあとはCOEXで腹ごしらえ&お散歩です。

 

 

前回来たときは工事中だったフードコートがCJフードワールドになっていたので、bibigoでナクチ(手長タコ)ビビンパを注文。

まさかの混ぜてしまった後に写真を撮るという女子力のなさを発揮してしまいましたが、タコがごろごろ入っていてとてもおいしかったです。

 

 

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韓国ではお肉を食べがちですが、最近はナクチやチュクミ(イイダコ)のポックム(炒め)やナクチチョンゴル(手長タコのチゲ)などタコを食べるのにハマっています。

 

次はおいしいけど口に張り付きまくるサンナクチ(ナクチの踊り食い)を食べたいです。

痛いけど本当においしいんですよ!!!!*2

 

 

 

その後はショッピングがてらCOEX内をお散歩。

前回来た時からかなり変わっていて驚き。

 

 

とってもおしゃな図書館「ピョルマダン図書館」が出来ていました。

日本語では星広場図書館?

閲覧は席などで自由にできるみたいです。

日本のファッション誌やコミックもありましたよ。

 

 

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他にも新しくロイズやクリームパンの八天堂などが入ってました。

 

 

Watsonsの前でダニエルを見つけたりしながらプラプラ歩きます。

今やソウルでどこ歩いてもダニエル見かけるからすごいよね・・・

 

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そして散歩に疲れた我々はジェラート屋さんへ避難(バテるのが早い)。

ジェラートの写真は撮り忘れました。

ダメダメすぎる。

 

とりあえず店先にあった真実の口のオブジェでのワンショット。(くだらない)

 

 

 

 

その後、2号線で駅三まで移動して、やっと本題のザ・ラストキス観劇です。(前置きが長すぎ)

弟は江南に戻って映画を見に行くというので、ここで一旦お別れ。

 

弟は日本より先に公開してたトゥームレイダー観たそうです。

韓国は洋画が日本より公開が早いんですよね。うらやましい。

 

 

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今回の会場のLGアートセンターは江南駅のお隣・駅三(ヨクサム)駅に直結したビルの上階に入っているので、移動がとにかく楽で、めちゃめちゃ寒かった当日もあまり寒さを気にせずに行けました。*3

キャパや客席の構造、見え方は赤坂ACTシアターっぽい?

3階席まであります。

音響もいい感じです。

 

 

駅から直結の通路を道なりに行くと、エレベーターホールがあり劇場直通のエレベーターがあるのでそれで上階へ。

エレベーターホール横のデジタルサイネージには作品のイメージ映像が流れてます。

 

とりあえずドンソクさんとジュンミョニ撮るよね。

 

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そのまま劇場階まで上がり、チケットボックスで当日券を購入。

 

外国人の観客はアイドルキャスト目当てが多いからなのか、売り場のお姉さんに

 

「今日ドンソクさんの公演回ですよ?ケンチャナセヨ??(大丈夫??)」

 

と再三確認されましたが、親友ちゃんと強めに

 

ケンチャナヨ!!

 

って返しましたよ。

 

 

その直後、カードで支払いしてサインするためにプデュシーズン2グッズのペンを取り出したら、「お前そっちも追ってるんかい」みたいな顔で笑われたんですけどwww

 

 

チケットは閉幕ウィーク&平昌オリンピック閉幕割引という謎の割引で14万ウォン(約1万4000円)のVIP席(日本でいうS席)を8万4000ウォン(約8400円)でゲットできました。

 

 

韓国の大胆に割り引いてくれるシステム、めっちゃありがたいよね・・・。

一般でも平日割とか閉幕ウィーク割とかあっさり割り引いてくれますし、学割もどの作品にも必ずあって割引率も高いので、制服姿の高校生や大学生がたくさん観劇に来てます。

 

このシステムが日本であったら私、ずっと劇場に入り浸ってたな~。

 

 

  

この日のキャストはドンソクルドルフにソヒャンマリーの組み合わせでした。

 

ターフェ首相はミン・ヨンギさん。「三銃士」のアラミスですね。

 

 

そして韓国はキャスボすらもインスタ映えする~~~~ 

 

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そして韓国ミュージカル名物・大量のフォトスポットで親友ちゃんとパシャパシャ撮影。

 

 

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(推しとのツーショも忘れないおたく)

 

 

その後、下階のスタバでお茶したりしているうちにあっという間に開演の時間です。

 

今回私たちは二階席最前ど真ん中をゲット(なぜそんな良席が余っている)。

 

舞台全体をバランスよく見渡せる贅沢な位置でした。

 

 

日本でルドルフを観たときの感想は

 

「なんかなんとなーくサラッと恋してサラッと死ぬな~」

「ルドルフとマリーがお互いを選ぶ必然性がわからん」

「てかなんでマイヤーリンクなん?(そこかい)」*4

 

なんて生意気なことばかり言ってたのですが(多方面に失礼)、

 

 

今回韓国版ですべてが解決しました!!!

 

 

ルドルフは「人々のために国を変えたい」と思いながらも、父親も妃も誰も自分のことを理解してくれない孤独の中で生きていた人で。

そんな中で自分が書いた自由主義についての新聞記事を理解して共感してくれた、しかもそれだけじゃなくて酒に逃げたりして弱い自分を「怖がらないで、国を変えたいんでしょう?私はあなたの味方だよ!」って応援して奮い立たせてくれるマリーに恋するのは必然だなと思いましたし、

マリーもマリーで、そもそもルドルフと出会う前から彼が身元を隠して書いた記事を読んで感銘を受けていて、それを書いた人に恋にも近い強い憧れを抱いてたわけで、お互いがお互いに必要なんだな、と感じられる関係性でした。

 

そしてルドルフがマイヤーリンクを「美しくて素敵な場所なんだ」と語っていた伏線もあり、最後に二人が笑顔でマイヤーリンクに向かうときに、マイヤーリンクは二人にとっては死に向かう場所ではなくて、永遠に二人が愛し合うために向かう楽園のような場所なんだなとしっくりきました。

 

 


[더 라스트 키스] 전동석, 민경아 - 알 수 없는 그곳으로

 

 

Something Moreの歌詞も

「なぜ心臓がこんなになってしまうんだろう なぜ頭に浮かんでしまうんだろう」

「記憶を掘り起こしてそのたび笑ってしまう」

なんて、始まった恋のときめきが日本版より感じられて「好き!!!」ってなりましたし。

 

 

ルドルフが演台で歌う「明日への階段」もドンソクさんの歌唱力と相まって、ルドルフの感情が強く伝わってきて痺れた。本当に感動しました。

さすが韓芸総*5の声楽出身だけあって高音かつロングトーンになる部分も難なくこなしていて、あまりの上手さに普段の観劇中は集中していてお互い見合ったりすることがない親友ちゃんと思わず視線交わしてしまったほどでした。

しばらくショーストップしてましたよ。

 


[2017 더 라스트 키스] 사랑에 빠지고픈 순간! 더 달달한 장면 모음

 

そしてなにより、演出が美しくどこを切り取っても絵画になりそうで、本当に涙出た・・・。

一部の徐々に二人の距離が縮まっていくスケートの場面やラストの雪が降りしきる中でマリーが「Only Love」をルドルフに言い聞かせるように歌って幕が下りる場面、最後にろうそくを吹き消してマイヤーリンクで心中する場面など、挙げたらキリがないのですがとりあえず円盤欲しい(韓国絶対円盤出ない)。

 

そしてカーテンコールは最後にルドルフとマリーがキスをして幕が下りるのですが、韓国のミュージカルに多い、作品の余韻を残して終わってくれるカーテンコールすごく良い。

親友ちゃんとホテル戻るまでしばらく夢見心地でした。

 

 

そういえばスホルドルフが千秋楽だった日、スホさんからのメッセージが公式に上がってて、

 

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「EXO-Lと一緒ならどこだってマイヤーリンク!」

 

と最後の一文に書いてあり、

 

読んだ当初は

「マイヤーリンクじゃなんかちょっと縁起悪くない??w」

と思っていたのですが、*6

 

スホさんの公演は間に合わなくとも、今回渡韓して「ザ・ラストキス」本編を観れたおかげでスホさんの真意を知って、時間差でスホさんの我々エリへのさりげない愛に泣いた(重いおたく)。

 

 

学生時代の最後にいろいろな意味でいい作品を観れて本当に良かったな~と思えた観劇でした。

 

 

 

そして23時半ごろに終演後、ホテルに戻って夢心地のまま寝るのかと思いきや

 

 

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弟と合流して深夜1時に焼肉食べに行くというデブ活!!!

 

しかも弟に肉焼かせるというダメな姉でしたとさ(反省しろ)。

 

 

今年もエリザベートがあるからまた渡韓したいなぁ・・・

 

そもそもブラックすぎて夏休みすらまだもらってないんだけどね!!!!!!

 

休みたい!!!!!!

 

以上心の叫びでした。

 

 

 

*1:ドンソクさん、古川さんと出演作が被りまくっているので勝手に古川雄大枠に入れてる。

*2:ただちゃんと噛まないとのどに張り付いて死ぬらしい。命がけかよ。

*3:ヒカリエのシアターオーブみたいな感じ。

*4:まあそもそも史実のルドルフはマリーの前に別の愛人に一緒に死ぬの断られたからマリーにしたらしいので、実際全部「なんとなく」なんですけどね。

*5:韓国芸術総合学校。日本でいうところの東京芸大のようなところです。

*6:絶対ミュージカルでハプスブルク家の動向を見すぎたせい