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留学生活とK-POPをはじめとした様々なものに手を出すヲタ活の日々を綴ります。推しはBTSのキューティーセクシー担当とSEVENTEENの天使です。

おたくが会社員から韓国の大学院生にトランスフォームしてみた話(前編)

 

久しぶりのブログですね。約1年。

 

その間

 

 

2年目にして会社退職→韓国の大学院修士課程に入学

 

 

という劇的すぎる変化がありましたが、

 

先週無事に1学期目を終えました!!!!よくがんばったわたし!!!

 

 

 

 

というのも院に入学して留学生活もスタートしたばかり、久しぶりの学生生活というのもさることながら、

 

 

週に韓国語 or 英語の論文リーディング X10~15

 

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毎週の小レポート

 

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などなどとにかく課題が尋常でなく、毎日深夜2時3時まで勉強するのが当たり前という状況で本当に大変だったのです・・・。

 

でも必死に食らいついてみた結果、今週からぼちぼち出始めた成績が思いのほか良く、安心してます。来学期も頑張りましょう。

 

てかがんばらないとまずい。まじで。

 

 

 

さて今回はあと少しで一年も終わりということで、目まぐるしかった1年を整理しつつ、どうやって今の生活に行き着いたかをお話したいと思います。

 

 

1月~3月 

完全にメンタルが死亡からの推しのファンサで生き返る→大学院出願準備を始める

 

1月から3月は仕事でメンタルすり減らしつつも、一気に大学院進学に向かって走り出した時期でした。

 

そもそも、その前の秋ごろから有給も使えず土日も出たりでとにかく休みがない&上司や先輩の強圧ぶりに疲弊etc...で悩み苦しんでいたのですが、

 

・Love Yourself東京ドーム、後半半分しか見れなかった事件

(先輩方に頭を下げ根回しをしてやっとのことで取った半休を土壇場で取り消され、ライブに遅刻。おたくを隠してライブに行くと言えなかった私も悪いが、業務が忙しいからと取り消す上司はもっと悪い。推しのソロ見逃した恨みは深いぞ。)

 

・上司や先輩からの雑な扱いの積み重ね

(女だから頑張ってもねぇ。君は色気がないね。以下略。察してください。)

 

こんな状況で体も心も疲弊しきっている状態でした。休みが取れないので風邪拗らせて治らないし・・・。

 

 

特にその時はまだ1年目で「辞めたところでどこも行くとこないじゃん、知識が不足してるし」という気持ちが先行して、辞めるという選択肢を完全に見失っていたことがメンタルの崩壊に拍車をかけていました。

 

が、ご本人も修士を出られた、中学時代からお世話になっている韓国語学校の先生からなにげなく

 

「韓国語もテストの成績取れてるし、英語もできるんだから奨学金とって大学院行くとかどう??」

 

と勧められ、ちょこちょこ調べ始めたのでした。

 

もともと、大学を卒業するときにもう少し勉強したいな、と進学に少し未練があったことと、院に進学した友人が周りにたくさんいたのもあって、勧められたときは「その手があったか!!!」という気持ちになりました。本当に。

 

 

 

しかしここで問題が。金です。

 

個人的に大学を出してもらって、就職した時点で親の庇護の下にいる段階はもう終了したと思っているので、金銭的な面も自分で解決したかった。

 

かといっていままでの貯金では2年間の学費と生活費全てはカバーできない、奨学金も簡単にホイホイ貰える訳ではありません。

 

念のために出願書類もぼちぼち準備し始めていたのに、そこから完全に及び腰。めっちゃ悩みました。

 

 

そんなとき、行ったのがLove Yourself名古屋(病んでも現場には行く主義)

 

その初日の座席が同伴の母が当てたステージサイドスタンドの最前列、トロッコに乗った推しが目の鼻の先という席。

 

そこでトロッコに乗ってきたジミンにジミナー!と呼びかけたら、近距離で目が合った彼から投げキスを貰うという奇跡が起きたのだった…

 

上手いこと言語化できないんだけど投げキスする前にふにゃっと笑ったウリジミニ。君しか勝たんわ。

 

そしてその帰宅後、両親が一言

 

母「たぶんジミンが来いって呼んでるわあれ、ウジウジ悩んでる暇あったら出願しなさい!!ジミンのためにがんばりな!!」

 

父「実行して失敗するより実行せず後悔したほうがバカみたいでしょ」

 

母「Love YourselfだよLove Yourself」

 

 

いやもう母ちゃん意味が分からない。最後とか一番わかんない。

 

しかしこんな変な後押しのおかげか「落ちたらその時考えよう。気を張っててもしょうがないし」と、結局1月中旬には大学院と奨学金への出願を決めたのでした。

 

なんかジミン重くてごめん。でも最終的に決めたの私だから・・・。

 

 

そして2月3月は仕事をしながら、

 

・英語での志望理由書作成

 

・提出する書類のアポスティーユ認証手続き(これお金かかるし公証役場平日しか開いてないしで大変だった)

 

・学部時代の指導教授等々への推薦状の依頼と受け取り

 

などの出願準備を爆速で進めました。

 

特に推薦状についてはそれぞれの先生方が快く引き受けてくださり、素敵なものを書いていただいたようで、本当に感謝しかありません。*1

 

学部時代真面目に勉強しておいてよかった。

 

最終的に3月末には書類を提出。奨学金に至ってはすぐ面接でした。はや。

 

そして4月は約1か月間、両方の結果待ちでもぞもぞしながら過ごしてました。

 

 

5月~7月

院との面接&合格→退職

 

 

とにかく待つしかなかった4月を経て、GW明けに無事

 

奨学金受給をパス!!!やったね!!!!

 

次に待っていたのは大学院の合否でした。

 

奨学金を得たところで、大学院からAcceptされなければ奨学金はキャンセルになります。

 

自分としてもレベルの高い大学に出願していた自覚はあったので、とにかく不安でした。

 

なんせ合否を待つ間に一校、現在在籍している大学の教授と電話面接があっただけであとは全くコンタクトなし。怖くないですか?

 

結局、5月末の合否発表期限の前日~当日にかけてメールで合否がきまして、合格したのはSKYのS大と某有名私立E女子大でした。*2 (秒でバレる伏字)

 

合否の通知が来たとき、携帯をもってトイレに行って確認し、"Congratulations! You are Accepted!"というメッセージを読んで個室でジャンプして喜んだことはたぶん一生忘れないと思います。平静を装ってスンっとした顔でデスクに戻ったのも込みで。

 

E女子大も学部時代に交換で行ったことがあり愛着もあったので、どちらに行くか真剣に悩みましたが、最終的にS大を選び、入学手続きを終えました。

 

家族はもちろんですが、中学生からずっと教えてきてくださった韓国語の先生がとっても喜んでくださったのが一番うれしかったです。

 

そして自分へのご褒美に

 

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最小限の休みを使って弾丸でレミゼとSpeak Yourselfウェンブリー行きました。

 

 

そんな喜びもつかの間、最後の関門が。

 

「会社に退職伝えなきゃ・・・」

 

新入社員の仕事の割り振りもあるので、できるだけ早い方が良いと思い、合否発表が終わった翌日に伝えました。

 

8月末には韓国に渡航するので、準備の為に7月末には退職することに。

 

 

同期が退職するときは引き留めがすさまじかったようで(新入社員だったからだろうけど)、わたしも少しビビっていたのですが、転職ではなく進学、しかも留学ということで引き留めはあまり強くはされませんでした。

 

まあ止めたところで行くしかないしね・・・。

 

 

ここで面白かったとある上司の反応をひとつご紹介します。

 

 

 

「うーん。まあでもこそこそと進学の準備してたっていうのはちょっといただけないよね」

 

 

 

・・・。

 

 

 

いや「転職しまーす!!」「進学しまーす!!」って宣言して外に出る準備始める人間どこにいるんだよ教えてくれよ

 

 

 

 

 

上司としては立場的に言わざるを得ないんでしょう。すみませんでした。

 

 

総合職社員だったので本社での面談なども挟みつつ、告知から2週間半ほどで無事に7月末での退社が決まったのでした。7月に入った段階で部署内でも公表。

 

仕事の引継ぎと2年目という立場上、長々と有給消化するのは無理かな~と思っていましたが、約2週間の有給も確保。(それでもあと数週間分余ってる)

 

 

 

わたしはこの休みの間に

 

おた活三昧することにしました。(え)

 

 

 

 

なぜなら

 

Speak Yourself大阪→静岡→握手会が見事にこの期間に当たっていたからです!!!!計画的に当てたんだけどね!!!!!

 

各公演チケットも家族・友人がいい感じに当てて無事ゲット。

 

苦しい仕事と院進学準備の先にはかわいくてかっこいい推しが待ってたの本当に幸せだった。

早く年末帰国して長居見たい。

 

握手会はとにかく、意地でも行きたくて(執念)、積みに積み倒したけど積んだ枚数考えると割とすんなり当たってびっくりした。

 

天才ミンユンギを前にして「はっ!!!ミンユンギちゃんちゃんめんぷんぷん!!!」と興奮したくせに、いざ握手した後は

 

「あれが名曲たちを生み出した手か・・・ありがたい・・・ご利益・・・」

 

と殊勝な気持ちになった。仏様かよ。

 

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こうしておた活強化月間を終え、職場での最後の挨拶も済ませ、会社を退職しました。

 

「短い期間で退職することになり、ご指導いただいたのに大変申し訳なく思っています。」などとあいさつしましたが、これは本心です。

 

 

「新卒 辞めたい」なんて検索すると「辞めたいなら早く退職したほうがいい!!」なんて言ってるアフィリエイトブログが大量に出てきますが笑

 

やはりまだまだ新卒の価値が高い就活状況ですし、第二新卒の求人が増えているとはいえ、1年目~2年目での早期退職→転職は正直厳しいと思います。

 

実際私もすこしエージェントに登録したりして転職活動をしてみましたが、思うようにいかず結局断念せざるを得ませんでした。(これはエージェント担当さんとの相性もあるかもしれないです)

 

そのため私は一度大学院で勉強して、自分のスキルを固めてから次のキャリアに行こうと考えたわけです。

 

個人的には苦しんで退職に一直線に向かう前に相談できそうな上司や先輩がいるのであれば、まずお話してみることをお勧めします。

 

私自身は退職したことに後悔はありませんが、職場自体があまりにも多忙で新人育成どころではなく、そこに遠慮して一人で抱え込んで苦しんだ部分もあるので、そこは非常に反省しています。

わたしが弱音を吐いたりしてなかったため、どうやら上司や先輩方はわたしが退職だなんて寝耳に水だったようなので・・・。

 

自分の身を守るためにも適度に先輩方に「こういうことが難しい、つらい」というのを小出しにするのは本当に大事です。

 

新入社員とてイエスマンになってたら疲れちゃうよ~!!!

 

 

後編に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:中身は見てないのですが、入学後に君はいい推薦状がたくさん付いていたねと言われました。嬉しい。

*2:もう一つ出してたSKYのYは落ちた。第一志望だったので割と悲しかった。